2013年9月28日土曜日

「主への献げもの」

ネヘミヤ記 5:14-19
挨拶 
先週おいでになられた日本のお客様が、ハレルヤ教会ですごした時間をとても喜んで下さいました。

「私は何度か韓国にきたけれど、今回が一番意味のある時間でした。」
「私達6人しかこれなかったのがもったいない。みんなもこれたら良かったのに。あったら自慢します。」
「日本にもこういう教会あるんですか?」
「ハレルヤ教会の事はウェブで見れますよね?」さっそくノートにメモをしておられました。
ある方は、「週報とメッセージ原稿、もっといただけますか? 友達にも配りたいんで。」 

ハレルヤ教会がこのように用いられて、とても嬉しいです。日本の方がイエスキリストの恵みを受け取れるために、用いられたら本望です!これから旅行シーズンになり、日本からのお客様がおみえになるとおもいますが、“迎える宣教”、積極的に取り組んでいきましょう。新しい方をみかけたら、暖かい心と言葉で歓迎してください! また、もう一つのお願いですが、どうか来週おいでになったときに、椅子のヨコにだれかがお座りになるのを、期待してください。神様がおくってくださる方です。 よい時間を共にすごせるように、すこし、つめておすわりくださって、新しい方が気楽に座れるようにご配慮いただけたら、感謝です。 

<暗誦聖句> あなたがたが互に愛し合うこと、これが、わたしのあなたがたに与える戒めです。(ヨハネ15:17

<導入> ある日曜学校に行っている男の子が、500元コインを二つ持って教会に向かいました。一つは日曜学校の献金、もう一つは教会の帰りにお店によって食べるおやつ用でした。お財布をいじっているうちに、コインが一つ転げ出て、ころころ転がって側溝におちてしまったのです。すかさず男の子は言いました。「今おちたのは献金用に用意した500元!」

この子は、献金を 毎週、もったいないなあ、と思いつつ、しぶしぶ出していたのでしょう。イエスキリストは、「人は、神と富に仕えることはできない。」とおっしゃいました。神と富を並べる程に、富は神のように人の心を支配すると警告しておられるのだと思います。金銭をどう扱うか、教会からなにを期待するか、これは私達の霊性のテストでもあると思います。 

<文脈>
先週は、ユダヤの民が、だんだんと貧富の差がひどくなり、苦しさの中で子供を奴隷として売る程の状況だったことを見ました。そんな中で、同胞の苦しみを思わず、私腹を肥やす一部のユダヤ人に、ネヘミアは怒りをもって語りました。「神様の与えた律法を思い返すべきではないか! 同胞から利息をとってはならないとある。子供まで売らなくてはなくなっている同胞を顧みずに、私腹を肥やす事だけを考えるとは!」 そして、この特権階級に向かっていいます。「同胞からとった高利を負債者に返すべきではないか!」 まずネヘミア本人も、 負債者の借金全部を帳消しにする、という手本を見せました。すると、利息をとっていた民達は心さされて、ネヘミアに倣って、とった利息を返す事と、他に何も要求しない事を神の前に約束したのです。こうして、負債者に利息が戻されることになりました。貧困にあえぐユダヤの民にとって、これはどんなに大きな朗報だったことでしょう!このネヘミアのリーダーシップの下(もと)で、城壁の修復は、建物(インフラ)の修復とともに、民の生き方の両面でなされていったのです。

<本日のテキストから>
今日の箇所でも、また、ネヘミアは金銭の問題を続けます。今回の主題は神の民の報酬についてです。14節をみると、「自分がユダの地の総督として任命されて12年間、総督としての手当はうけなかった。」とあります。前任の総督達は、民衆から税や収穫を取り立て、総督につかえる者たちは民にいばりちらした、と記録があります。高い地位についた者が、どれだけパワーハラスメント、経済ハラスメント、など特権者のわなに陥りやすいか、わかります。 今の時代も同じですね。高い地位、責任有る地位にある人のために祈りが必要です。 ネヘミアはそのように自分の地位や立場を利用しませんでした。 はじめにビジョンをうけた時から、“城壁を修復をする”という一点にのみ心を集中させていて、総督の特権の農地の買収や、他の投資など、自分の利益に結びつくような事には目も向けずに、ただ一心に、城壁の修復に当たってきたのです。 15節には、「しかし、私は神を恐れて、そのような事はしなかった」とあります。神に用いられるリーダーの一つの条件は、この神を恐れるということでしょう。 人間は、本当に自分がすぐにどんなに立派な人間か、とおもいがちになります。財産や、地位や、達成したことがあたかも自分の力で得たもののように考えて、傲慢な思いになり、自分を高い位置におきはじめます。しかし、本当に神様に用いられる器とは、
1.     神様の下さるビジョンを受け取り、
2.     神様の知恵を求めて行動し、
3.     御声をききながら動き、
4.     人々を配慮し、
5.     神の民として地位や財産を追い求めず、
6.     神様をおそれて正義をおこなう人なのです。

ネヘミアはまさしくそのような人物でした。かれは、あのアルタシャスタ王に許可を得てユダの総督に任命されたときから、12年間、なんの報酬もうけとらずに城壁の修復にあたってきたと書いてあります。 彼はリーダーでしたから、その下にはユダヤ人の代表だけで150人、外側の異邦の地から来る者たちも数多く彼の食卓についていたのでしょう。 それで、一日に牛一頭、羊6頭、鶏数羽が料理されたのです。 食費だけでもばかになりません。しかし、こんな状態でも、ネヘミアは自分の収入をもとめることなく、城壁の修復に協力してくれる人達をもてなしつづけ、はげましつづけたのです。ネヘミアがアルタシャスタ王の献酌官だったときの給料は、かなり高かったことでしょう。また、ユダヤの総督という地位についても、かなりの収入があってもおかしくありません。

先日おおきな大学病院で検査の結果をききにいきました。10分ほどお話して、次回の検査薬をいただいただけで、大金を払いました。なんでも、この先生は高い学位と地位をもっておられるので、数万元を余計にはらうのだそうです。私は博士課程の学生と一時間はなしても、特別なものをとるなどということはありません。神学校でなくて病院につとめていたら、どのくらいもらえるのだろう、、、と頭が計算をはじめそうになりました。もちろん、「ああ、ばかなことを考えたなあ、」と、思いを振り切りました。「あなた方はただで受けたのだから、ただで与えなさい。」というキリスト様の言葉が目の前にうかんで、この世の思いをすてさりました。
 

日本語礼拝にもさまざまな奉仕があり、じつは、それぞれが賜物をもちいて奉仕してくださっていますが、多くの方々はプロまたはプロ級です。 プロの通訳は会議のばあい一日平均50万元だそうです。 専門用語がはいったら、もっと高い! でも、みんなが、神様のために、イエスキリストの福音のために、報酬をもとめずに、賜物をささげて、こんなにうつくしい礼拝を毎週神様にささげることができています。みなさんの美しい心を、本当に感謝します。神様がみなさんのよろこんで献げる心をおぼえてくださいますように! 

神様の働きは歴史を通してしばしば、みかえりを求めない人々によって支えられてきました。財をささげ、才脳をささげ、時間をささげ、持てるものを献げて、教会はたてあげられてきました。韓国の教会では、命すらも喜んで献げる方々の血の証しの上に、リバイバルが起きたといわれています。 

一つアメリカでのお話しがあります。 
フィラデルフィアのテンプルバプテスト教会での話です。 地域のスラムの家の女の子がある日教会の日曜学校にいきたいと、でかけました。着いてみると、入り口で、もう混んでいて座るところがないから、といって入れてもらえませんでした。ちょうどその場にでくわした牧師が、泣きながら帰って行くこの女の子を見つけて、事情をききました。牧師はその子の手をとって、教会の中にはいっていって、座れる場所をつくってあげたのです。女の子は日曜学校が楽しくて、毎週でかけていきました。しかし、この子は2年後に重い病気にかかり、命もあぶない状態になりました。母親が牧師先生をよんで、最後のお祈りをお願いしたのです。しかし、女の子は神様のもとに召されていきました。その子の体をベッドから動かしたとき、一つのよれよれの財布がみつかりました。中には57セントがはいっていました。そして、わきにはちいさなメモがありました。「教会学校がもっと大きな建物をたてて、もっと沢山のお友達がはいれますように。」という女の子のお祈りが書いてあったのです。まずしい生活の中で2年かけて、57セントをこの子はためて、大切に死ぬときまで、自分の肌身はなさずもっていたのです。この話は教会ではなされました。すると不動産屋をしていた人が、2億元相当の土地を、この57セントでうりました。国内から、海外からも支援があつまって、日曜学校の建てものが建てられ、また、その隣には病院もたてられたのです! 

神様の働きは、自分のもっているものを,精一杯神様にささげる人によってすすめられてきました。日本語礼拝の20年の歩みの中でも、そのように沢山の犠牲を払ってくださって、教会を働き人をささえてくださった方がたのおかげでここまで来ました。神様がひとつひとつを覚えて、そのお一人一人を祝福してくださいますように! そして、これからの教会の働きにも、私達のできること、もてるもの、なせることをして、この世に唯一の、命をもすてて私達を罪の縄目からすくってくださったイエスキリスト様の教会をたてあげていきましょう! 


主への献げもの
挨拶 
先週おいでになられた日本のお客様が、ハレルヤ教会ですごした時間をとても喜んで下さいました。

「私は何度か韓国にきたけれど、今回が一番意味のある時間でした。」
「私達6人しかこれなかったのがもったいない。みんなもこれたら良かったのに。あったら自慢します。」
「日本にもこういう教会あるんですか?」
「ハレルヤ教会の事はウェブで見れますよね?」さっそくノートにメモをしておられました。
ある方は、「週報とメッセージ原稿、もっといただけますか? 友達にも配りたいんで。」 

ハレルヤ教会がこのように用いられて、とても嬉しいです。日本の方がイエスキリストの恵みを受け取れるために、用いられたら本望です!これから旅行シーズンになり、日本からのお客様がおみえになるとおもいますが、“迎える宣教”、積極的に取り組んでいきましょう。新しい方をみかけたら、暖かい心と言葉で歓迎してください! また、もう一つのお願いですが、どうか来週おいでになったときに、椅子のヨコにだれかがお座りになるのを、期待してください。神様がおくってくださる方です。 よい時間を共にすごせるように、すこし、つめておすわりくださって、新しい方が気楽に座れるようにご配慮いただけたら、感謝です。 

<暗誦聖句> あなたがたが互に愛し合うこと、これが、わたしのあなたがたに与える戒めです。(ヨハネ15:17

<導入> ある日曜学校に行っている男の子が、500元コインを二つ持って教会に向かいました。一つは日曜学校の献金、もう一つは教会の帰りにお店によって食べるおやつ用でした。お財布をいじっているうちに、コインが一つ転げ出て、ころころ転がって側溝におちてしまったのです。すかさず男の子は言いました。「今おちたのは献金用に用意した500元!」

この子は、献金を 毎週、もったいないなあ、と思いつつ、しぶしぶ出していたのでしょう。イエスキリストは、「人は、神と富に仕えることはできない。」とおっしゃいました。神と富を並べる程に、富は神のように人の心を支配すると警告しておられるのだと思います。金銭をどう扱うか、教会からなにを期待するか、これは私達の霊性のテストでもあると思います。 

<文脈>
先週は、ユダヤの民が、だんだんと貧富の差がひどくなり、苦しさの中で子供を奴隷として売る程の状況だったことを見ました。そんな中で、同胞の苦しみを思わず、私腹を肥やす一部のユダヤ人に、ネヘミアは怒りをもって語りました。「神様の与えた律法を思い返すべきではないか! 同胞から利息をとってはならないとある。子供まで売らなくてはなくなっている同胞を顧みずに、私腹を肥やす事だけを考えるとは!」 そして、この特権階級に向かっていいます。「同胞からとった高利を負債者に返すべきではないか!」 まずネヘミア本人も、 負債者の借金全部を帳消しにする、という手本を見せました。すると、利息をとっていた民達は心さされて、ネヘミアに倣って、とった利息を返す事と、他に何も要求しない事を神の前に約束したのです。こうして、負債者に利息が戻されることになりました。貧困にあえぐユダヤの民にとって、これはどんなに大きな朗報だったことでしょう!このネヘミアのリーダーシップの下(もと)で、城壁の修復は、建物(インフラ)の修復とともに、民の生き方の両面でなされていったのです。

<本日のテキストから>
今日の箇所でも、また、ネヘミアは金銭の問題を続けます。今回の主題は神の民の報酬についてです。14節をみると、「自分がユダの地の総督として任命されて12年間、総督としての手当はうけなかった。」とあります。前任の総督達は、民衆から税や収穫を取り立て、総督につかえる者たちは民にいばりちらした、と記録があります。高い地位についた者が、どれだけパワーハラスメント、経済ハラスメント、など特権者のわなに陥りやすいか、わかります。 今の時代も同じですね。高い地位、責任有る地位にある人のために祈りが必要です。 ネヘミアはそのように自分の地位や立場を利用しませんでした。 はじめにビジョンをうけた時から、“城壁を修復をする”という一点にのみ心を集中させていて、総督の特権の農地の買収や、他の投資など、自分の利益に結びつくような事には目も向けずに、ただ一心に、城壁の修復に当たってきたのです。 15節には、「しかし、私は神を恐れて、そのような事はしなかった」とあります。神に用いられるリーダーの一つの条件は、この神を恐れるということでしょう。 人間は、本当に自分がすぐにどんなに立派な人間か、とおもいがちになります。財産や、地位や、達成したことがあたかも自分の力で得たもののように考えて、傲慢な思いになり、自分を高い位置におきはじめます。しかし、本当に神様に用いられる器とは、
1.     神様の下さるビジョンを受け取り、
2.     神様の知恵を求めて行動し、
3.     御声をききながら動き、
4.     人々を配慮し、
5.     神の民として地位や財産を追い求めず、
6.     神様をおそれて正義をおこなう人なのです。

ネヘミアはまさしくそのような人物でした。かれは、あのアルタシャスタ王に許可を得てユダの総督に任命されたときから、12年間、なんの報酬もうけとらずに城壁の修復にあたってきたと書いてあります。 彼はリーダーでしたから、その下にはユダヤ人の代表だけで150人、外側の異邦の地から来る者たちも数多く彼の食卓についていたのでしょう。 それで、一日に牛一頭、羊6頭、鶏数羽が料理されたのです。 食費だけでもばかになりません。しかし、こんな状態でも、ネヘミアは自分の収入をもとめることなく、城壁の修復に協力してくれる人達をもてなしつづけ、はげましつづけたのです。ネヘミアがアルタシャスタ王の献酌官だったときの給料は、かなり高かったことでしょう。また、ユダヤの総督という地位についても、かなりの収入があってもおかしくありません。

先日おおきな大学病院で検査の結果をききにいきました。10分ほどお話して、次回の検査薬をいただいただけで、大金を払いました。なんでも、この先生は高い学位と地位をもっておられるので、数万元を余計にはらうのだそうです。私は博士課程の学生と一時間はなしても、特別なものをとるなどということはありません。神学校でなくて病院につとめていたら、どのくらいもらえるのだろう、、、と頭が計算をはじめそうになりました。もちろん、「ああ、ばかなことを考えたなあ、」と、思いを振り切りました。「あなた方はただで受けたのだから、ただで与えなさい。」というキリスト様の言葉が目の前にうかんで、この世の思いをすてさりました。
 

日本語礼拝にもさまざまな奉仕があり、じつは、それぞれが賜物をもちいて奉仕してくださっていますが、多くの方々はプロまたはプロ級です。 プロの通訳は会議のばあい一日平均50万元だそうです。 専門用語がはいったら、もっと高い! でも、みんなが、神様のために、イエスキリストの福音のために、報酬をもとめずに、賜物をささげて、こんなにうつくしい礼拝を毎週神様にささげることができています。みなさんの美しい心を、本当に感謝します。神様がみなさんのよろこんで献げる心をおぼえてくださいますように! 

神様の働きは歴史を通してしばしば、みかえりを求めない人々によって支えられてきました。財をささげ、才脳をささげ、時間をささげ、持てるものを献げて、教会はたてあげられてきました。韓国の教会では、命すらも喜んで献げる方々の血の証しの上に、リバイバルが起きたといわれています。 

一つアメリカでのお話しがあります。 
フィラデルフィアのテンプルバプテスト教会での話です。 地域のスラムの家の女の子がある日教会の日曜学校にいきたいと、でかけました。着いてみると、入り口で、もう混んでいて座るところがないから、といって入れてもらえませんでした。ちょうどその場にでくわした牧師が、泣きながら帰って行くこの女の子を見つけて、事情をききました。牧師はその子の手をとって、教会の中にはいっていって、座れる場所をつくってあげたのです。女の子は日曜学校が楽しくて、毎週でかけていきました。しかし、この子は2年後に重い病気にかかり、命もあぶない状態になりました。母親が牧師先生をよんで、最後のお祈りをお願いしたのです。しかし、女の子は神様のもとに召されていきました。その子の体をベッドから動かしたとき、一つのよれよれの財布がみつかりました。中には57セントがはいっていました。そして、わきにはちいさなメモがありました。「教会学校がもっと大きな建物をたてて、もっと沢山のお友達がはいれますように。」という女の子のお祈りが書いてあったのです。まずしい生活の中で2年かけて、57セントをこの子はためて、大切に死ぬときまで、自分の肌身はなさずもっていたのです。この話は教会ではなされました。すると不動産屋をしていた人が、2億元相当の土地を、この57セントでうりました。国内から、海外からも支援があつまって、日曜学校の建てものが建てられ、また、その隣には病院もたてられたのです! 

神様の働きは、自分のもっているものを,精一杯神様にささげる人によってすすめられてきました。日本語礼拝の20年の歩みの中でも、そのように沢山の犠牲を払ってくださって、教会を働き人をささえてくださった方がたのおかげでここまで来ました。神様がひとつひとつを覚えて、そのお一人一人を祝福してくださいますように! そして、これからの教会の働きにも、私達のできること、もてるもの、なせることをして、この世に唯一の、命をもすてて私達を罪の縄目からすくってくださったイエスキリスト様の教会をたてあげていきましょう! 

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