2013年10月12日土曜日

「城壁の完成」

ネヘミヤ記 6:15-7:5

今週はパキスタンの知人から祈りの要請がいくつも届きました。ペシャワールの教会で自爆事件がおき、85名が亡くなり、200名近くが負傷したということです。礼拝の最中のできごとです。この事件の前からも、クリスチャンへの迫害はひどくなっていましたが、こんな規模で、教会の礼拝が直撃されたことは大きなショックでした。また、パキスタン南部の町では大地震がおきて、現在515人の死亡、600人の負傷が確認されました。 
クリスチャンの迫害は、パキスタンだけでなく、中央アジア、中東アジア、アフリカなどでひどくなっています。(PPT 1~7) とくにシリアでは過激なイスラム教徒たちの力が増えており、クリスチャンが迫害され、暴行をうけています。(PPT8)路上に負傷した体を電信柱にくくりつけて、この女につばをはきなさい、とメモがあります。エジプト、アフガン、そして、隣国北朝鮮、その他、信仰の自由をもてない国々が、世界の中で更に多くなってきています。 今日、目にするのも辛い写真を皆さんにお見せすることにしました。言葉だけでなく、実勢の様子をしって、祈りを熱く主に捧げられたらと願います。インターネットを使って、これらの閉鎖的な国でなにが起こっているか、世界が知るようになりました。画像の中には沢山の、「クリスチャンの殺害をやめよ!」「教会を焼き討ちするな!」「エジプトのためにいのってください」そんなプラカードをもって、ネットに送って、世界のクリスチャン達に、祈りを要請しています。この時期どうか、迫害下にいる兄弟姉妹のために牧師達のためにお祈りをしていきましょう。
 
それにしても、今、韓国でこうして、自由に恵みの礼拝にでて、賛美も祈りも思いっきりできる、この幸いを感謝するとどうじに、苦しみの中にいる兄弟姉妹のために祈りの支援をおくりたいとおもいます。

暗唱聖句
あなたがたが互いに愛し合うこと、これが、私のあなたがたに与えるいましめです。
ヨハネ1517

ネヘミア6
「やぶれた城壁を建て直す」。このビジョンを受けて、心地良いペルシャの生活を捨てて、荒廃した故郷ユダの地にもどって来たネヘミアでした。この間、外部からの妨害、内部のスパイなど、さまざまな障害を,信仰と努力によって乗り越えて、とうとう城壁は完成しました。おどろいたことに、この工事にかかった日数はわずか52日間でした。2ヶ月以内です! 全長4km近い城壁、平均12m高さの城壁の修復を、手作業で52日間で成し遂げました! ソロモンが神殿を建てるのには7年、自分の宮殿には13年間という年月がかかりました。たとえシンプルな城壁とはいえ、これだけの長さと、高さの城壁を造るのに52日というのはあまりにも短期間で、それを完成させるのには、並大抵の努力ではなかったとおもいます。 

ネヘミアの勝利の秘訣をまとめてみましょう。
1いのり
            ペルシャの王に許可を得るときも、
            サヌバラテらがあざけりをもって攻撃したときも、
            混乱をおこそうとする陰謀がはかられたときも、
            内部の葛藤がおきたときも

ネヘミアは神様がすべてをおさめて、すべてを正義をもって裁いて下さるという確信をもって、すすんだ。
           
2知恵と最善の努力で遂行
ネヘミアは神様にいのったあと、人間としての最善をつとめた。
どのような状況かを偵察して、
祈りつつ計画をたて、
人々を励まし、人々を励まし続け、 仕事の分担をした! 
敵の妨害には、兵士をたてて見張りをおく。

3.敵の妨害を信仰で対処(祈り、見抜く力、動揺しない心) カナン人< サマリア人
            あざけりー 神様の御旨にしたがっているという確信をもって、動じない
            更なるあざけりがおこった時、心は神様に注ぎだして、裁きを神様に委ねる。
            ビジョンの追求に焦点をあわせる
                            

私達の信仰生活の中で、この時の城壁のようにやぶれた部分はありますか? 目にみえるのは、砕けたがれきだけ、という何かがありますか? 
本来は、神様の約束の地で、恵みと祝福の溢れるはずだったのに、無残にも荒れ地になって、なさけない残骸と化してしまっていることはありますか。 

            結婚、子育て、事業、仕事、人生の計画、教会生活、信仰そのもの。
以前は、それを達成することという希望にもえていたのに、何かがうまくいかなくて、何度も立ち上がろうとしたのに、立ち上がりきれる前にまた倒れてしまう事の繰り返し。それが繰り返されると、希望もなくなって、いや、かつて希望をもっていたことすら、重たい思い出でしかなくなることもあるでしょう。もうどうやっても、自分の力ではどうにもならない、そんなくずれた城壁が横たわっているでしょうか?  

            ネヘミアは、どんなにひどくても、神様とともにあるならば、修復ができる、と信仰によって、立ちあがりました。だれに笑われても、だれにあざけられても、どんな妨害にあっても、自分の命の危険までおかしても、常に、神様の前にでて、神様ならばこれらをのりこえさせてくださる、という信仰に立ってゆるがされませんでした。自分の力でなく、神様の力にたよったからです。
           
そして、とうとう城壁は完成したのです! しかも、それは,52日という画期的な速さでした!ネヘミアも、帰還した民も、周辺の民族も、信じられない出来事だったでしょう。だれもが、これは人間の手ではできることではない! 神様がなさったことだ!と告白せざるを得なかったでしょう!
           
            私達の前に二つの選択肢があります。自分の弱さの中で現実に打ち負かされるか、神様をみあげて神様の力でたちあがるか。 現実は、目の前のくずれた城壁だとおもっていたら、それは現実ではなく、サタンの偽りです。

聖書が現実を記録したものであるように、ネへミアが確かに自分の人生の中で、52日間で修復したように、わたしたちの問題の解決も、神の民として現実なのです! それは無理だ、もうおそい、という方が、敵の嘘です!

 神様の力をいただいて、やぶれた城壁の修理に、ふたたび取りかかろうではありませんか。その時52日間という早さで完成する主の御業をみることができるのです。そして、私達を弱さと、敗北感におとしめていた敵の面目をおおいにつぶすことができるのです!

神殿を崩してみなさい、わたしが3日で立て直してみせます。とイエスキリストもおっしゃいました。そして、その言葉のとおり、主イエスは、3日目に蘇り、死の力をうちやぶって、復活なさったのです。 

3日で立て直された方が今日、ここにいてくださいます。その方のみ衣の裾に信仰をもって手をのばすなら、主のちからがあらわれるのです。

 私達の神様の力が、みなさんの人生にあらわれますように!


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